窓際おじさんのハイブリッド投資

役職定年後窓際に追いやられたシニアの投資、癌との対決を紹介するブログです。

役職定年後、窓際に追いやられたおじさんです。近々定年で再雇用(嘱託)の身分になります。年収のことを気にせず、できるだけ早く、やりがい重視のシニア転職を実現させたいと思います。そのためにも、投資信託、米国ETF、配当株、株主優待株で、楽しみながら、堅実に年5%以上の資産増を目指す過程と、会社での窓際生活の諸々、趣味の写真も時々紹介するブログです。

4%ルールとをベースに、窓際おじさんルール作成

老後で、投資した株・債券を取り崩して生活をする場合、4%ルールという言葉をよく聞かれるのではないでしょうか?


資産の何%までなら毎年引き出しても大丈夫なのか:回答は4%、これが4%ルールです。


資産とは、株、債券、何?
その根拠は?


ですが、その答えは、次の論文にあります。


https://www.aaii.com/files/pdf/6794_retirement-savings-choosing-a-withdrawal-rate-that-is-sustainable.pdf


(株、債券の比率)、(引き出し比率)、(年数)別に、結果を統計的に分析されています。


英語ですが、Table2(表2)だけ見てください。
引き出し比率が4%ならば、(株、債券の比率)に関係なく、30年たっても、100%の確率で資産を減らさない、という結果が示されています。


統計年を替えたTable3(表3)をみると、株の比率を50%以上にしておくと、25年ならば100%の確率で資産を減らさない、という結果です。


株の比率が高い方がパフォーマンスが高いのですが、逆に投資金額が0になる確率が高くなります。表4をみてください。(株、債券、同比率)の場合が投資金額が0になる確率が低く、かつ、パフォーマンスがそこそこ高そうです。


なんとなく、居心地のよい比率(株75%、債券25%)で25年間(65歳から25年間で90歳をターゲット期間)の場合、引き出し比率を5%にするのがベスト解のような気がします。=>窓際おじさんが目指す比率(今は、ほとんどが株ですが・・・)


3000万円の投資金額があれば、年間5%(150万円/年、月12.5万円=>手取り月10万円)まで引き出しても大丈夫ということになります。Table2(表2)をみると、7%でもOKのようですが、ここは、安全目の比率にします。


この金額は、月平均10万円を配当金で確保するという目標と一致する金額です。
配当金で10万円確保ですから、株価が上昇すれば、資産は減らないで増えていくということです。


図でも作るとわかりやすいのでしょうが、これが、窓際おじさんの老後資産計画(窓際おじさんルール)です。
そうすれば、リスクのある新興国とか、新興市場、値動きの大きい小型株に投資する必要なない、ということです。億り人を目指す必要もありません。

×

非ログインユーザーとして返信する